遠心力応用PCコンクリートの5つの特徴
駅や商業施設、マンションなどの階段・通路などに使用する、遠心力を応用した高強度コンクリート階段ブロック、平板ブロックの開発・製造・施工を行う「関東コンクリート工業」の遠心力応用PC(プレキャスト)コンクリートの特徴を紹介します。
特許をもった遠心力工法で製造

自社工場での国内完全受注生産を行い、特許を取得している遠心力工法を用いた独自開発の製造方法により、高強度なPCコンクリート階段ブロック、平板ブロックなどを生産。
製品凝固を飛躍的に緻密化し、高い均質性を実現する特許技術により、一般的なコンクリート二次製品にはない独特の風合いをもっています。
耐久性・防滑性に優れている

関東コンクリート工業の遠心力応用PCコンクリートは、JR東日本の80%以上の駅の階段や通路での採用実績があります。
このことからもわかる通り、毎日人が多く行き交う環境などでも、摩耗性に強く、変質などの心配がない高い耐久性を発揮します。
また、最高級の花崗岩砕石とセメントの硬度差によって生み出される防滑性にも優れています。
バリエーション豊かな美しい風合い

豊富な種類の砕石を用いた配合と、熟練した表面処理と技術を組み合わせることにより、バラエティー豊富な遠心力応用PCコンクリートが製造でき、用途や施工場所にマッチした製品を提案できます。
シンプルでモダンな感覚から、風格のある重厚なものまで、美しい肌合いを楽しむことができます。
コスト・経済性にも富んでいる

天然石は国産品は高価で、輸入品は品質が低かったり、加工や輸送に手間や時間がかかり、雨などに濡れるとすべり止め加工をほどこした石材でも滑りやすいというデメリットをもっています。
遠心力応用PCコンクリートならば、管理の行き届いた自社工場で生産され、品質のばらつきもなく、使用年数が経過するにつれ滑りづらくなり、コスト面でのメリットも大きいです。
メンテナンス費用なども最小限に抑えられるので、経済性にも富んでいます。
プレキャストでスピーディーな施工

施工場所に応じた寸法で自社工場で仕上げ、現場では傾斜のついたコンクリートの躯体や床材の上に取り付けるだけのプレキャストを導入しているので、施工期間が大幅に短縮できます。
駅舎などでは5段前後に施工を施す場合は、通常1週間程度かかるのですが、約半日での施工が可能。
人通りの少ない夜間に施工して、翌朝には完成し普通に歩ける状態にできます。
